日本で唯一、静岡の駿河湾でしか水揚げされないとても希少な「桜えび」 その発見は明治末期。漁の最中に浮樽が流されてしまい、仕方なくそのまま深い場所に 網をかけたところ、偶然にも大量の桜えびが獲れたことが起源とされています。 実は、いま主流である生桜えびや釜揚げ桜えびが世間に浸透し始めたのは 「クール宅急便」が始まった80年代後半と、ごく最近のお話です。 それまでは世間に流通する桜えびは干されたものがほとんどでした。 その後は更なる鮮度・品質向上のために各々の努力がみられます。 漁師は水揚げ後すぐに氷水で魚体を冷やす処理を施し、競り場には冷蔵設備を投入し ここ近年で大きく変化してきております。 この桜えびの美味しさを存分に味わえる食べ方は何といっても「かき揚げ」です。 サクサクとした食感に、鼻を抜ける香ばしさと海老のうま味と甘味は正しく唯一無二。 今でこそ代表的な食べ方ですが、調べてみるとかき揚げの発祥に関する文献は ほとんどありませんでした。 そこに疑問を持ち身近な人に聞いてみると、私の父(76歳)は戦後間もない小さな頃から 親戚の漁師の家で食べていたとのこと。また地元の料理屋に聞いてみると、料理として 提供されるようになったのは先に述べた生桜えびが流通しだした80年代後半頃とのこと。 (ちなみに母は同じ町生まれですが、嫁ぐまでかき揚げを食べたことはなかったそうです) この話から推測すると、戦後は食用油も高価で貴重だったことから、桜えびのかき揚げは 新鮮な桜えびを手にすることができる地元でも限られたごく一部の人々のごちそうだったと 考えられます。その美味しさは、間違いなく静岡を代表する郷土料理の逸品です!
エントリーするからには「絶対に優勝を勝ち取るぞ!」という思いで挑みました。 年末の繁忙期の合間を縫ってエントリーに向けて準備を進め、最終プレゼンでは、自分の思いをぶつける事だけを一心に考えていました。毎晩のように妻と子どもたちの前でプレゼンの読み上げ練習をして臨んだものの、結局本番ではガチガチに緊張してしまいましたが、その雰囲気もまた私らしいプレゼンになったと今は感じています。 余韻に浸る間もなく、その後は怒涛のメディア出演と注文の嵐。大変ありがたいことに約1年分の注文が一気に押し寄せました。製品は少量生産、かつ出荷体制も小人数のため、お客様には大変お待たせさせてしまいましたが、どうにか乗り切ることができました。 授賞式の際にも申し上げましたが「一枚一枚丁寧に心を込めて」製品を作っております。いただいたグランプリと最高金賞の名に恥じぬよう、これからも美味しい冷凍桜えびかき揚げをお客様にお届けしていきたいと思います。