「どぶろく特区」の指定が事業のはじまりです 本州の最西端・山口県の中ほど、瀬戸内海に面した防府市が、国のどぶろく特区の指定を受けると同時に、私たちは濁酒=どぶろくを作り始めました。 その土地の米と水を使ってのみ作ることができる国の「どぶろく特区」は、2002年に制度がスタートして以来、今では全国130を超える自治体が指定を受けています。酒造メーカーが製造するどぶろくと違って、「特区のどぶろく」は制約を受けている分、気候や土壌などの違いがそのまま酒の個性となって、「その場所でしか味わうことができない酒」として知られるようになっています。 山口県内の特区では唯一、どぶろくを作っている私たちは、温暖で穏やかな瀬戸内の気候風土を生かした、オンリーワンのどぶろくをめざしています。 発酵食品としての「どぶろく」 どぶろく・瀧水は、いわゆる火入れ=加熱処理や濾過をしていない生きているお酒です。酵母や乳酸菌を生きたまま出荷するため、製造直後から急速冷凍をします。保管管理や輸送も冷凍保存が必須で、コストがかかる上に取り扱いが面倒です。しかしその分、生どぶろくは、ご利用いただいた多くの女性たちから、自分の体調管理、特に便秘や寝つきの悪さの解消などに効果があったとの高い評価を頂戴しています。 本来日本酒も、味噌や醤油、酢などと同じように発酵食品なのですが、通常製造過程の中で火入れをして酵母が死んでしまうため、残念ながら発酵食品とは捉えられていません。 私たちのどぶろく”瀧水”は、飲む人たちの好みに合わせられるように、アルコール度数を7%前後から、10%、12~13%程度などと製造タンクごとにきめ細やかに分けて醸造しています。というのは、飲まれる方のアルコールの許容度に関わらず、味噌や醤油、酢などと同じように伝統的な発酵食品として味わっていただきたいという考えからです。 ご当地の酒を冷凍で 古来からの濁り酒の伝統をベースに、新しい発想と冷凍技術でパワーアップさせてつくるどぶろく”瀧水”は、大量生産に対応することはできません。手作りの良さを生かして、ご当地の味わいを丁寧に伝えていきたい、というのが私たちどぶろく・瀧水のコンセプトです。